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| 富士通WEBMARTでのパソコンの探し方（1） |
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パソコンメーカーの直販サイトにはそれぞれの仕来りというかやり方があって用語もオリジナルのものがあったりして一見してわかりにくいところがあたりするのでそのあたりを解説しておきたいと思います。 富士通WEBMARTが個人のお客様向けに販売するパソコンブランド名は昔も今もFMVですが、種類によってさらに名前がつけられている。ESPRIMO（エスプリモ）とLIFEBOOK（ライフブック）。 （タブレットや周辺機器、法人モデルブランドもあるがそれはとりあえず横においておく。） ESPRIMO（エスプリモ）はデスクトップパソコンで、 LIFEBOOK（ライフブック）はノートパソコンです。 各パソコンにはそれぞれシリーズがあります。 ESPRIMO ⇒ FHシリーズ、DHシリーズ LIFEBOOK ⇒ AHシリーズ、UHシリーズ、SHシリーズ、LHシリーズ 特徴的な機能やデザインを少しずつ部品や機能を改良したり追加・削除したりしてモデルそのものは受け継いでゆくのがシリーズです。ここまでは家電量販店が販売しているモデルと同じなので分かるでしょう。問題はここからです。 ここには各パソコンモデルのシリーズにさらにいくつかの分類があり、名称がついているのです。そこがちょっとわかりにくい。 「カスタムメイドモデル」「カタログモデル」「アウトレット」「WEB専用モデル」「返品再生品」 WEB直販パソコンの主力商品は「カスタムメイドモデル」です。 基本構成として筐体やある程度までは最初から決まっているあるが、かなり多くのパーツをお客様の好みや予算に応じて部品をアップグレードしたり要らないソフトを省いたりできる。その注文を受けてからパソコンを生産するオーダーメイドです。それを富士通WEBMARTではカスタムメイドと呼んでいる。注文を受けてから生産するので納品するまでには相応の時間がかかります。好みの構成にできるがその分届くまでにちょっと時間がかかるのです。 逆にパッケージされた構成に変更は全くできないが今日買って持って帰ればすぐ使えるパソコン。家電量販店の店頭に並んでいて、車に積んで家に持って帰ることができるものを「カタログモデル」と呼びます。 富士通WEBMARTは「カスタムメイドモデル」も「カタログモデル」も両方販売している、ということ。 ここからが少しややこしい。 「カスタムメイドモデル」には、モデルチェンジの時期に新発売がでてくるのですが、新製品がでたことによって今までのモデルは型古になりますね。新モデルは登場したが、まだその一つ前の同系列のモデルはカスタムメイドがしばらく続けられるよ、というもの。型がひとつ古いから少しまけてあげるね、とか。そういう型落ちしたカスタムメイドモデルの在庫一掃製品を「アウトレット」と呼びます。アウトレットは型落ちだが新品なのです。 ここまでで「カスタムメイドモデル」「カタログモデル」「アウトレット」がどんなものか理解できたかな？ さらに、の話です。「WEB専用モデル」ですが、文字通りだとちゃんと理解できません。カスタムメイドモデルもカタログモデルもアウトレットもWEBで販売してるからね。 カテゴリーとして「WEB専用モデル」と書いてある場合別の意味があるようなのです。 家電量販店に並ぶパッケージ化された製品は「カタログモデル」なのですが、WEB販売でも予めスペックを確定したオールインワンのパッケージパソコンを売ることがある。買う側としては「カタログモデル」と同じなのだが、販売する窓口がWEBMARTに限られていて、家電量販店に並ばないもの。それを「WEB専用モデル」と呼んでいるようなのです。 買う側がカスタムする権利や自由を放棄するかわりに少し割引があるカスタムメイドとでもいいますか。 微妙な話です。 このような企画がでる台所事情は分かりませんが、予め想定していたモデル販売個数の予測と現実が違っていて、部品在庫に偏りがでてきたとか。お客様側の責任によらないカスタムメイドの返品が多かったとか。そんな事情かもしれません。「WEB専用モデル」はカスタムメイドと同等の扱いのようで、返品不可表示がなされているようなので注意が必要です。 「WEB専用モデル」に近い事情を経て販売されると思われるものが「返品再生品」です。呼び方は流動的で「わけあり品」と呼ぶこともあるしそのものの呼び方で「返品再生品」と言うこともある。 「わけあり品」は基本「カタログモデル」です。一旦出荷されたが開封されて戻って来た店頭販売品ですね。 店舗販売されたカタログモデル商品で、顧客側の過失によらない問題が製品にあって返品されるということがある。受けた注文と違う構成のものを送ってしまったり色違いを送ってしまったとか。お客様が開封してみてはじめてそれが判明して返送されたとか。配送段階でぶつけてパソコンケースに小さな傷がついたとか。 さまざまな理由で返品されてきたものをチェックして、直すところは直して再び製品にした、という場合、カスタマイズはできないがカタログモデルではないし、中古品でもない。「ただ一旦返って来ただけ」で、機能にも問題がない。そういう経緯で再出荷しようという製品。完全な新品じゃないが新品同等なので少しお安くするからお得だよ、という場合、それを「わけあり品」とここには書いてある、ということなのです。 今買おうとしているLIFEBOOKのAHモデルが「カスタムメイドモデル」なのか「カタログモデル」なのか。さらには「アウトレット」なのか「WEB販売モデル」なのか、「わけあり」「返品再生品」なのか。よく注意して意味を理解して正しく購入してくださいね。 |
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